まさにこの世は保育園戦国時代! 入るまでも入った後も大変な保育園ママの本音会議!<後編>
2017年5月10日
女のあれこれ気になる問題を本音で語る、セキララ会議!
大いに白熱した「働くママの保育園問題」後編をお送りします!
4月入園のこども達が少し慣れてきたな〜というところでGW!そしてまた慣らし直し!!毎年恒例のそんな季節。
共感話が尽きない保育園ママ達による座談会の続きをお届けします^^
前編から少し間があいてしまったので、参加者紹介のおさらいから♪
(参加者紹介)
<たまごママ>
冬に男児を出産したママ。産前から保活に振り回されつつも、都内保育園激戦区を勝ち抜きました!これから職場にスピード復帰します!!
<ひよこママ>
一歳の娘を育てながら働くママ。産後5ヶ月で仕事にスピード復帰。
みんなに頼られるしっかりもので、仕事も子育てもバランスよくこなすが悩みも色々!
<にわとりママ>
5 歳の息子を追いかけながら忙しく働くママ。育休中、すぐ会社に戻るよう言われ慌てる。
保育園や子育ての問題については常々疑問を持っている、社会派。
<あひるママ>
9歳と3歳の娘に振り回されながら、フリーランスで働くママ。次女は3年間待機児童
でとうとうこの春も落選。保育園問題の打撃をもろに受けて仕事が進まない今日この頃。
<だちょうママ>
子育てはひと段落したが、違う意味での子育ての大変さを味わう大学生の母。
チャイルドマインダーの資格をとり、こどもを預かる側の悩みも知る。
<ママの立場・ノンママの立場、問題>
ママになると時短があったり、時間的にできない仕事を他の人にフォローしてもらったり...ってことが度々でてきて、でもそれをフォローしてくれているノンママの方には手当がないってことに不平等感が出てきてる問題が最近気になってるんですが、どうでしょうか。
え~!!そんな問題が!!
産んだ人には社会的に手当が出たり、もっとママの気持ちを考えて!と声をあげているのに、こどもがいないとフォローするばかりで評価してもらえない...って確かにありますよね。
独身時代、ママだって大変なんだろうけど、代わりに仕事をフォローしている自分の評価は!?ってやっぱり思ってました。
今は両方の気持ちが分かって、ああ、確かにママ大変だ...。となってますが。これはその立場にならないとなかなかわからないですね。
逆に「ママになったら守られて当然」って声をあげすぎると、「ママになってもなるべく迷惑をかけずに頑張って働きたい」って人までがノンママから誤解を受けてしまうこともあるよね。
確かに!「こどもが熱なんだから仕方ないでしょ!」じゃなくて「すみません!なんとか家でできる限り対応します!」って姿勢がないと、次にママになる人もあれでいいのか~ってなっていきますよね。。。
そういうのはみんなちゃんと見てますからね。
<保育園の先生にもっとお給料を!問題>
保育園が足りないと問題になる中、保育士の免許を持っているのに、別の仕事をせざるを得ない人も多いっていいますよね。
聞いた話だと、男性の保育士の方で10 年勤めて周りは部下ができている年齢でも、一般企業に届かない金額らしくて...。それで先々結婚して、奥さんと共働きしたとしても、また産休育休問題があって...って考えたら、難しいと。
女性でもこどもが好きで好きで働いてもやっぱり収入が見合わない状況で、それなら派遣で9時5時で働いた方が気持ちは割り切れると...。そんな現実があるみたいです。
そこにもそんな現実が...。
私、自分が行ってる保育園の先生には、月40 万くらいもらってくれないかなと、毎回毎回思ってます。
本当に!自分より若い先生でも、ちゃんとこどもの成長のアドバイスをくれる保育園の先生の経験ってすごいと思うのに。
保育士さんの給料も見直されていかないと、保育園問題はよくならないですよね。
場所を作った上で、さらにそこで働く人たちをちゃんと保護をした上で、やっと私たちは預けたいな、と思える訳だし、産みたいな、とか、産んでも働きたいな、という気持ちにつながっていくんだと思う。
<働くママの二人目どうする問題>
保育園問題って、何層も気持ちや状況をクリアしないと「よっしゃー!」と頑張れないですよね。私はまだ一人目ですけど、じゃあ、二人目どうする?って問題にぶちあたった時に...。
わぁ~!!まさに!!そうなの、そうなの!!
このハードさをもう一回やりますか?ってなったら...。
しかも、一人目がいる状態で!!
そう、今よりさらにハードルが高くなるんだったら、そりゃ産まないよ!って。これもう一回はムリだもん。って思っちゃうのが...。
はーい!思ってます!!
しかも、二人育てるってことは、今までよりもお金がかかってくる上に、さらに熱が出た!も二人分になって 会社にも居づらくなるし...。こっちの体力も、一人目の時よりきっと落ちてるし...。
...とか色々考えてるうちに、二の足を踏んじゃうの、すっごい分かります!
うちは2人姉妹だけど、歳が6歳離れているのもあって大変さが一気に増した感はそこまではないかな。 上の子がある程度自分のことは自分でやってくれて、小さなお母さんがもう一人いる感じで...。 ただ、働くペースが戻ってから二人目を考えるのってやっぱり難しくて6年あいてしまったので、その気持ちもとてもよく分かります!!
<こどもの習い事どうする問題>
今って保育園行っててもこどもに習い事させる空気ですよね。
3、4歳ころから「習い事何やってる?」って話によくなる。
小学校になると、ほぼみんな何かしらさせてるよね。
上の子の小学校の懇談会の最後に、クラスのお母さんが端から何の習い事をしてるか発表する機会があったんですが、平均で2つくらい、やってる子はほぼ毎日習い事で全く休みなし。とかでしたね。
習い事が学童代わりっていうのもあるみたいですね。
うちは男の子なので、スポーツとかやらせたいなとは思っているんですが。
小学校のうちはかかるお金が数千円単位とかで済むんだけど、中学校、高校と上がるうちに、やれおそろいのバッグだ、遠征だでいきなり数万円飛ぶからね。さらに、大学になったらもう百万単位で飛ぶ(笑)
う、今のうちに貯金しておておかないと...。
一同 (笑)
<子育ては結果論!問題>
私はずっと事務職をしていて、どこにいってもやっていけるような専門技術や資格がある人以外は
30歳以降は結婚したり子供を産んでから会社員をやめてはいけないと思っていて。
だから、5 ヶ月でこどもを預けるとなったときに、周りからは「こんなに小さな子を保育園に入れるなんて!」っていう圧力があって、ちょっと忘れられないくらいの恨みもあったけど...
でもね、子育てなんて、最終的には結果論でしかないの!
例えば、お母さんが産まれた次の日から預けて働いてました。ってなっても、こどもがきちんと育っていれば「あそこはお母さんの頑張ってる姿を見て育ったからあの子しっかりしたのね」ってなるの。
これがグズグズだったら「ほら見てごらんよ、次の日に預けたから」って、結局結果論なわけよ。
だから「今に見てろよ!」って思ってて!!
一同 なるほど〜!!
でも、私が早く復帰して良かったなって思ったのは、子育てと仕事と軸足が二つできたこと。
性格にもよると思うんですが、私はこども一辺倒にもならず、仕事一辺倒にもならず、両方良い感じに体重をかけられるようになったから、産後うつとか育児ノイローゼとかにもならずに済んだのかなと思ったり。
そうそう!仕事と育児の片方で行き詰まっても片方で解消できることもあるもんね。
どっちかで落ち込んでも逃げ場所があるような、そんな安心感はあるなぁ~。
私も~!やっぱりこどものことで「これってどうなんだろう?」っていうのが成長の中で色々あって、4年半の間でお友達と揉めたり、保育園ヤダって言ったり、色んなことがあった時に家の中で解決がなかなかできなくて。
でも、職場とかちょっと広いところに出て「そんなの全然大丈夫!」と言ってくれる先輩がいたり、同じことで悩んでる人がいることを知れたりで、両方の軸があって良かった~!と思えました。
一同 うんうん!!わかるわかる!!
<スタッフ後記>
保育園ママのセキララトークは止まることなく、気がつけば夜になっていました!
みなさん、日頃なかなか思う存分に話せないワーママの悩みを共有して、晴れやかな笑顔でこどもの元へと帰宅。
また明日からバタバタな日々だと思いますが、少しでも活力になってもらえたらと思います♪
セキララ会議では、このようにあるテーマについてざっくばらんに語り合い、その座談会の様子をお届けしていきます。
また、今後は新しい試みとして、先日取材させていただいた子育てカウンセラーの永田絹枝さんをお招きして、子育てに悩むママ達のお茶会を定期的に開催していきたいと思います。
お茶会参加者募集の詳細は近日中にアップいたしますのでお楽しみに^^
ライター・写真・イラスト Chiharu
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